7月15日
自信だけじゃどうにもならないことをこれ見よがしに見せつけてくるくせに、自信を持てというのはあれに似てる。
『はい、御社が第一希望です。』と似てる。
自信はありません!/御社は第二希望です!という人より、自信があります!/御社が第一希望です!という者の方がイイに決まってる。第二希望です!と声高らかに宣言した人を人事が採用して、もし仮にトンズラをこいたらどうだろう。そんなやつを採るからだ、となりかねない。
7月16日
この文章もどこかの誰かから見れば「20代って感じだな〜」と思われそうだ。なんなら、5年後の僕が見たってそうかもしれない。それでいいし、それがいいのかもしれない。
時々、夜道を歩いていて、そこがカーブだったりする。向こうの方からヘッドライトが近付いてくる。アフレコしたような白々しい走行音は次第に大きくなり、僕の横を通過する。その刹那、僕はいつも同じことを考える。轢かれる!と考えるのだ。その車のドライバーが一瞬気を許し、ハンドル操作を誤ったら、僕はどれだけ打ちどころが良くても、まあ頭蓋骨は折れたが脊髄は耐えたとか、脳みそはぐちゃぐちゃにならなかった、くらいの誤差で恐らく確実に死ぬ。
人生一度きりだから楽しんだもん勝ち、それは実家がおもくそ太いやつやつの言い分だな?今しかない今を生きるからこそ、楽しくないこともやらないといけないので、それは無理です。楽しくなるために今楽しくないことをしなければならないので。そして、楽しくないことをし続けて大概終わっていきます。それが楽しいと思わないといけないような錯覚や幻聴で惑わされて死んでいくのはごめんください。
7月17日
この広い世界にはだらしない人がいる。それでいてきっちりしていると自分では思っている様子な人がある。それがもうだらしない。そういう自分は?ものすごくだらしない。
7月22日
祝日だとカレンダーが示してるが、実感は無い。例えば実家にいて父が家にいるとか、近所の軒先で日本の国旗が翻っているとか、そういう視覚情報が無い限り、祝日はあまり意識されたものでは無い。そんなわけで朝からレンタカーを借りてセカストに服を売りに行った。
8月17日
自信の付け方を聞いてみたら、自信を持ちな、と返された。もうかれこれ何年間もこんなこと言ってる。こういう時期は調子が悪い。肌感が悪い。好きなもののことはものすごく好きなのに。