もっとわすれる!

面白かったテレビ・YouTubeについて書きます note▷ https://note.com/131_taka

創作

九段理江の作品が面白いのは、わたし、がすでに面白いからだ、という物語

九段理江の文学作品にこれまで見聞きしてきたもの/ことからは一線を画した新鮮な感動を覚える。Wikipediaによると、彼女が世に放った作品はわずかに六つであり、『北國新聞』2023年2月25日に寄稿された「彼と彼女の間に投げる短い小説」以外の五作品を読破し…

図書館奇譚

小川洋子の文章を読むたびに感じる「わからない」という感覚。そのぼんやりとした感覚を少しでも明瞭にするため図書館へ赴き、小川洋子『妊娠カレンダー』について書かれた論文を探した。蔵書検索によると書庫にあるというので、カウンターで資料閲覧のため…