もっとわすれる!

面白かったテレビ・YouTubeについて書きます note▷ https://note.com/131_taka

seven

その日はモッズコートの一度外したライナーを付け直すほどに凛と寒い、季節が逆戻りしたような日だった。これは当然だけど不思議な話で、冬には夏の暑さを忘れ、夏には冬の寒さを忘れる。

 

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その日は東京は港区乃木坂、新国立美術館にて有名なリエイティヴ・ディレクターの展覧会を見る約束をすごく前からしていた(ような気がする)。この実感は約束をした日からの日数よりもむしろ楽しみにしていた日数(この日数、実際は同じだけれど)に拠っている。朝はノーアラームで目が覚め、ストレッチなんかをしたものの待ち合わせ場所に1時間程前に着くような。展覧会の内容も然り、一緒に回る人然り、その楽しみったら一様でなかった。

 

コミュニケーション、本質、アイコニック。

おしゃべりが好きな彼は企業との会話の中に、秘めた、或いは既に持ち合わせている本質や宝を探し当てる。それをアイコンに描き、一目で万人に分からせるパワー。

明快、ストレート、強。

無駄が削ぎ落とされていて、冷たさと暖かさを兼ね備えたような強さ。

POP、ソフィスティケイト、SHARPNESS。

作品は一貫してPOPさを秘めていた、つまりは内向的というよりも外向的。でもそれは内向きの事務的処理を極限まで突き詰めた後の外向きの運動。彼が得た情報は咀嚼し洗練され、紛うことない一本の筋となる。

 

最近になってようやく岡本太郎が遺した『自分の中に孤独を抱け』や『孤独が君を強くする』という言葉を理解できてきたように感じる。

ある芸能人があるアーティストにTVで言ってた。『孤独に耐えられる人だから神様はあなたをこうさせたのよ』

今日はまた一段と風が強い。

 

一度目覚ましに設定した音楽はそのイントロに妙な不安感を抱いてしまう。(ROLL COLL/Suchmos)少し飲み過ぎたけど、そのお酒のせいで話が思わぬ発展を遂げ、若さゆえの将来への不安や希望の入り混じった感覚になった帰りにはTHE ANYMALを聴く。イギリスのパンク映画やフランス映画でパリの夜雨に打たれる彫りの深い、そして多くの場合坊主で、ロングコートを着ている男たち。彼らのニコチン愛を想う。

 

 

誰が率いるでもない3人のバランスといったらこの上無かった。緊張軸や弛緩軸で座標を取るのは不可能な点を重心にして僕ら3人は展示を見て回った。

 

本を読むと言うのはある意味で作者の脳に侵入し、作者の脳のスクリーンに映し出された映像が文字になる過程を無意識的に探る行為だ。これに類似して日常のコミュニケーションは相手の口から発せらる空気の震えを聴覚で感知し、その言葉から想像可能な幾つもの状況や感覚を自分の過去の経験・知識を資本に、瞬時に再構築して言語化することのラリーだ。(ラリー中にダウンザラインでウィナーを取り、"C'mon!"と叫ぶことは大抵の場合必要とされないどころか、人間関係を拗らせる立派な要因となる。)

映画の場合、視覚情報をふんだんに2時間受容し、それだけで多くを理解したという満足感が得られる。落とし穴はそこで、作り手の脳内のスクリーンに一度映った映像、そこから派生した言語、それを映像に再構築する過程を辿るという手順を踏まなければ本質的理解には程遠い。

というようなことをどこかの本で読んだ。

 

うちな、えらい昔から好きな本あんねん、と女。なんの本、と聞いたらもう電話いじって聞いとれへん。まあええわ、口に出さんと心で思ってアイスコーヒーをすすったら氷が溶けてコーヒー風味の水なってしもてる。次どこ行こか。なんか雨降りそうやな。これもすっかり独り言となっていて何気に自分も電話を見る。ええ、と女の大きな声。どしたんと聞いたら有名人のスキャンダル、どうでもええわと内心おもていや、ほんまにどうでもええんかな、これはこの女の対人コミュニケーションの適当なところを半ば恨めしく思って同じ感想を持つことを避けたいがためにどうでもええと思うようにしたんかな。それも込みでどうでもええわ。ほんでそっからきいついたら30分くらい無言が続いた。一昔前ならこんなデートあり得へんかったんちゃうかな。それかお互い漫画や雑誌やらをぱらぱらと、たばこをふかして30分なんてこともあったんかな。90年代前半のバブルがはじけた後の荒廃感やら若者の反発やらを夢想。就活氷河期という言葉にぶち当たった時にさすがにしびれきらして行こ、とあてもなく店を出た。行こいうたら案外あっけなく電話しまうねんからもっと早よしまうタイミングあったやろ思いながら。道玄坂、平日の秋は黄昏、とはいうてもビルのせいで空はほとんど見えずなんもええ感じはしやんねんけど、そこを20代後半から30代前半くらいのばりばり働いてそうな年齢の人がなんとも言い難い顔して歩いてる。わりかしゆっくりと。何してる人なんやろ、もうそういうのを口に出すんはとうにやめた。まだ17時になる前やったけど晩飯を食べるのはなんかなあという感じやった。さっきのカフェのあたりから。気持ち的にも、お財布的にも。109の辺りまで下ってきて何線なん、と聞いた。銀座線やけど。ええ、と内心。僕井の頭やからここで、と言うて1人にしてええもんなんか、素っ気なさすぎるんかそれは。とか考えてたらロクシタン、なんも言えんとスクランブル交差点を信号待ち。と、ぽつり。一滴の雨が脳天を直撃したような気がしたと同時に口突いて雨降る前に帰ろかあとちょっと惜しそうに言うてみる。そうやねえと生返事。TSUTAYAのほっそい電光掲示板にニュースが流れてくるのを女眺めとおる。株価が○年ぶりにどうのこうの、目線を同じ方向にやりながらも一回信号待ちしてるからさすがに井の頭やからあっちやわとは言えずに交差点を渡る。会話が無いのもなんか居心地悪うてまた晩御飯も、と言うてしまう。うん、行こうとなんら行く気無さそうなのがそれはそれで。交番のあたりで解散して、TVか YouTubeか分からんごっついカメラ持ってる人を横目に気付いたら足取り明日の神話。誰も目を向けんと黙々と耳にイヤホンさして歩いていく。なんで俺を見いひんの?と絵の中央の像が首を傾げてるよう。後ろ振り返ったらガラス張りのキャンバスに橙と藍のコントラスト。そこに(歯ブラシに絵の具を付けてしゃっとやるような)斜めの雨が降り出した。

👓と🧹と『はな恋』

 高校を卒業した直後に祖母から買ってもらった眼鏡を久しぶりに手に取ったのはただ目が悪くなったからではないように思う。

あんなにも調整してもらったのに、家に帰っていざ着けてみると度がきつくて少し気分が悪くなった。買ってもらったことを少し後悔し、祖母への罪悪感に蓋をするように遠ざけていた丸い眼鏡。久しぶりに手に取ると、なんだ世界はこんなに鮮やかでくっきりとした輪郭を持っているのかと感嘆した。ショッピングモールの側面に多数ある企業のロゴが、あんなにも煌々と輝き、立体感を帯びていることに気付く。

 

ハタチを前にしてまだまだ僕は世界に感動できる。こんなときに都合良く"神様"というワードを出さないほど大人になってしまったことも実感する。

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 突然、部屋を片付けたくなったことも眼鏡を手に取ったことと無関係ではないように思えてならない。何を収納するかは曖昧なまま、突然収納ケースを買いたいと思い立つ。5分歩けば百均があるのに、思い立ったそこが偶然無印良品であったがために1個120円で買い揃えてしまうのは本当に僕らしい行動だと思う。

 

 もう一つ、最近の変化としては、知らない音楽を一曲聴き通すことが苦痛で無くなってきた。僕はせっかちなので(慢性鼻炎による息苦しさが原因だということにしている)知らない曲が流れてきて、ボーカルの声質や、ギターのちょっとした歪みが自分の好みに合わないと脳で判定されれば即座にAirpodsを付けた右耳をポンポンと叩いていた。が、最近は未知の曲をじっと聞いていられる。これは一見良いことのように感じるが、音楽に自分なりのマルとバツを下す感覚が鈍くなっているのではと、全ての原因を(早すぎるが)""老""に求めているようなところがある。おっさん深夜ラジオの聴き過ぎだな

 

冒頭からつらつらと何の話やねんと握り拳を作った方、お帰りください。お気をつけて!地面の方滑りやすくしております。しとんかい!


まあざっくり言えば、人間、自分を変えたいという潜在的意識がある日突然顕在化し、新たな行動をしているということです。

 


例えば女性が髪をバッサリ切って出社し、おっさんの上司が『どうした?失恋?』なんていうシチュエーションがある。古くて、ベタで、もし日常に起これば笑いが起きるのではというほどの場面である。しかし、"髪をバッサリ切った"女性側にもそれを望んでいたフシがあるように思えてならないのです。もちろんそれを失恋に直結させるところが古くてイケないぞ、というわけなのですが。

 


或いはある日突然こう思い立つ。「そうや、日記書こ」と。周りの人は思う。「え?なんで?なんで?僕、『日記書いて』って頼みましたか?頼んでないですよね(和牛水田)」「頼んでないですねぇ〜。失礼いたしましたぁ…(川西)」

日記を書くと、後から自分の行動を第三者の視点で振り返ることができる。自分は傍から見たとき、果たして実のある日常を送れているか?(「そして半年が過ぎ・・・」で片付くような日々?)同じような日々にも異なったアクセントを付けていくことを可能にするのが日記である。

 


日々思い立つ行動の中には自身の潜在的な変化欲求が表層化したものがある。時には立ち止まって自分がどんな変化を望んでいるのかを考えてみるのも大事なんじゃない?!とハタチを迎える前に(自分に)書き残しておきたかったことです。

 

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P.S.映画「花束みたいな恋をした」を観た。初めて公開日に映画館で観た。唯一名前と作品がセットでわかる大好きな脚本家・坂元裕二が脚本を書き、大好きな(関西人の!)菅田将暉有村架純が主演。情報解禁した1年以上前からこの日を待っていた。そんな映画、初めてだ。(エキストラにも応募した!日程が合わず参加できなかった、無念)

 


2015年〜2020年、5年間の物語。

カップルが抱く感情や心の機微、経年変化、男女間のちょっとした考え方の違いなどがリアルなのはもちろん、この年代のサブカルチャーが緻密かつリアリティで満ちていることに感激した。

 

Switchのゼルダ(マリオじゃなくて)、漫画AKIRA、ルミネ天竺鼠単独ライブ、ジャックパーセル、、、チョイスが絶妙でした。

 


特筆すべきはAwesome City Clubだ。彼らがアルバムを2枚リリースし、活動を本格的に始動した2015年、当時15歳の僕は彼らの音楽に心酔し、フェスやライブハウスで(the band apartとの対バンは体中に電気が走った!)彼らの演奏をよく観ていた。そのノスタルジーと当時のオーサムを知ってるぞという淡い優越感も相まって、劇中でLessonやアウトサイダーが流れたときは思わず身体を揺らしそうになった。

 


映画のインスパイアソング・勿忘もオーサムらしいあったかさと煌めきがふんだんに詰め込まれた楽曲。

プレゼント箱から吹き出すラメのようなキラキラ感はオーサムに唯一無二のものだと再確認した。


Awesome City Club / 勿忘 (MUSIC VIDEO)

 


この映画にはサブカルチャーの固有名詞が多く登場した。観客はそれを知っている時、ささやかな優越感と登場人物への共感を抱いて心地よくなるし、知らないからといって寂しい気持ちにもならない。マニアックだなあと登場人物が微笑ましくなるかもしれない。映画特有の不思議なスパイスだと感じた。

 


いずれ歳を重ね、15〜20歳という自分の礎を築いた5年間を振り返るときも、永く寄り添うような恋人ができたときも、心の奥の方から出してきてアルバムを大切にめくるように観る作品になっているだろうな〜と思う。

 

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↑観た人はパンフレット買うた方がええな〜思うで!天竺鼠の単独のチケットも付いてる!

 


再P.S. 人生一の尿意に襲われていなければ泣いた。

二位は中3、部活の合宿帰りのバス。文の里から学校が3千里に感じた。

 

ミッフィーちゃん。

深夜ラジオ2

以前、大好きな深夜ラジオを紹介する記事を書いた。

 

takaabgata.hatenablog.com

 

ここでは私の大好きな4つのラジオ番組について、番組の内容聴きどころなどなどを勝手気ままに書いた。

 

少なからず「読んだで!」「おもろかった!」など心踊るコメントをいただいたので、この記事の第二弾を書くことに決めた。

 

今回紹介するラジオは3つ。

 

①『かまいたちのヘイタクシー』(TBSラジオ

②『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』(TBSラジオ

③『ニューヨークのニューラジオ』(YouTube

 

M-1キングオブコント決勝常連の実力者3組の個性たっぷりラジオを紹介していきます!(深夜ラジオの枠をはみ出していますが悪しからず)

 

まずは!

 

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TBSラジオで月曜21:30〜22:00で放送されているかまいたちのヘイ!タクシー!』

 

2017年のキングオブコントを制し、2018年春に東京進出したかまいたちの2人が、その18年4月から放送しているラジオ。

 

スタジオではなくタクシーの中から!

東京の街に繰り出してドライバーと3人でわちゃわちゃトーク

 

2週で1つの街を訪れる形になっており、1週目はそこに行くまでの車内、2週目はその街に実際に降りて、ロケをする様子をオンエアしている。

 

 

 

・聴きどころ:車内から放送するラジオ!濱家のツッコミがよりオフ感あっておもろい!全体的にめっちゃオフ感。ずっと笑い声が聞こえてきてこっちまで楽しい気持ちになる。

 

・コーナーかまいたちの2人に「足りますか?」と言わせるコーナーが秀逸。

『第3巡選択希望選手、東京ヤクルト。選択終了』

 

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"足りますか?"

 

 

続いては!

 

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TBSラジオで土曜日27時から30分、番組名の通りさらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』しているラジオ番組!

 

 

"2020年1月に”土曜夕方の15分番組“としてスタートした『Taダ、Baカ、Saワギ』。夕方にそぐわない内容で、一部からは「深夜3時にやれよ」と言われていましたが、本当に深夜3時にお引っ越ししました。"(番組HPより)

 

聴きどころズバリ!夕方にそぐわないところ!かつて先輩芸人の嫁と不倫をしてしまった東ブクロの、大胆で昔の芸人のような遊びっぷり。そしてそれをもはや楽しむ境地に入っている(顔面排水溝こと)森田の和製ジョーカーのような笑い声。そんな、ちょっとオゲレツな"さらばらしさ"を味わえるラジオ!

 

・神回『勝ち抜き!東ブクロの嫁決定戦』(2020/12/19放送回)

リスナーから東ブクロの嫁になりたい人を募り、実際に電話を繋ぐ。そして3回勝ち抜けば嫁になれるというこの企画。森田曰く、"一夜にして人生が変わる企画"。東ブクロの普段の派手な遊びっぷりが露わになってます。

 

~電話中の一幕~

森田『あれあれ?ちょっと?ブクロに会ったこと…がある?』

 

嫁候補『テレビでかっこいいなと思ってDMしてぇ…』

 

ブクロ『おいおい!何言うてんねん、お前らじっとしてられへんのか!』

 

※この回は何回聞いてもほんまにおもろいです。

 

 

最後に!

 

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ニューヨークのYouTubeチャンネル"ニューヨーク Official Channel"の生配信にて、毎週日曜日 22:00 - 23:30で放送『ニューヨークのニューラジオ』

 

2017年3月に担当していたオールナイトニッポン0が終了したことで、19年1月27日から放送を開始した。YouTubeで芸人が生配信ラジオをするという新しいコンテンツを生み出した。

 

YouTubeの個人チャンネルだからこそ、伸び伸びと、ニューヨークの2人が楽屋で話しているかのような雰囲気を味わえるラジオ!

 

 

聴きどころ:20-21年末年始・テレビ出演ランキングがコンビ揃って13番組で15位と大躍進のニューヨーク!仕事爆増中の2人が、その1週間身の周りに起こったニュースを話すところ!M-1やKOC(キングオブコント)の時期は特にアツい。

 

2020年の大晦日にはTBSラジオで、『ニューヨークのニューラジオinラジオ』と題されたラジオ番組が放送された。ラジオで60分、続きをその後YouTubeで60分話すというニューコンテンツをまたまた生み出した。

 

2021年はニューヨークの"毒のある芸風"が、ぺこぱやフワちゃんのアンチテーゼとして活躍すること間違いなし!

 

以上です!まだまだ面白いラジオはいっぱいあるなあ〜!

 

ラジオの聴き方:アプリ・radikoをダウンロードすると、すぐにいつでもどこでもラジオを聴くことができる。聴取地域の生放送中の番組はもちろん、放送後1週間は"タイムフリー機能"で、その番組を繰り返し聴くことができる。

 

iOSradikoのURL↓↓

https://itunes.apple.com/jp/app/radiko.jp/id370515585

 

追伸:良ければ『ニューヨークっぽい漫才』(テーマ:大学生)を考えたので読んでみてください↓

 

takaabgata.hatenablog.com

 

オードリーのオールナイトニッポン

車や電車に乗る時間、家事の時間はラジオ❗️

 

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オードリーのオールナイトニッポンは、土曜の夜25時(明けた日曜日)から2時間、ニッポン放送にて放送されているラジオ番組である。

テレビで言う視聴率であるところの聴取率はバケモンの域である。(同時間帯番組で28週連続首位)

中学からの同級生である若林さんと春日さんが男子校のノリそのままに、"大人の本音を聞かせてくれる"ラジオ!

 

 

 

番組内容は至ってシンプルで

 

①オープニングトーク(二人がひたすら話す):約45分

②若林のフリートーク:約20分

③春日のフリートーク:約20分

④コーナー:残り時間で

という流れである。

 

以下は、『おもろそうやけどなに聞けばいいん?』という人に、おすすめのエピソードを紹介します。

 

若林好きなトーク

・高級旅館へ一人旅に出るが仲居がクソ(2014/11/15)

・『社会人大学人見知り学部卒業見込み』が韓国語に翻訳された 2015/10/03

・飲み会中にトイレ篭ってシドヴィシャスの 動画見てた若林は死んだ回 2016/01/30

VRスコープエロ動画 2016/6/4

・「カフェの丸机に苦言を呈す」2016/11/27

キューバ本の取材変な記者 2018/6/3

・年越し蕎麦vsにょぼば 2020/1/4

 


春日好きなトーク

・狙ってる女との伊豆旅行で"クリアアサヒ" 2015/1/17

・フィンスイミングキレる春日と正しいことを言う若林 2016/3/19

・姪っ子とトコろん探検団 2019/3/16

 

気になったタイトルのがあれば聴いてみてください☺️

随時更新しやす。ミッフィーちゃん。

ニューヨークっぽい漫才『大学生』

 

ニューヨークが『大学生』というテーマで漫才をやったら……という漫才を創作してみました。

 

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左がボケの嶋佐、右が笑いながらツッコむ屋敷

 

嶋「俺さ、大学生のとき楽しかったなー思ってさ」

 

屋「まあ楽しかったよ」

 

嶋「俺ら大学は別々じゃん」

 

屋「そうやな」

 

嶋「ちょっと大学生の感じ思い出したいからさ、ちょっと同級生やってくれ」

 

屋「おー分かった分かった、俺がお前の同級生やればいいんやな」

 

嶋「おう、おはよう」

 

屋「おはよー」

 

嶋「電車遅延してたな、遅延証明書とった?」

 

屋「そんなん取ってる大学生いねえわ!あいつら電車関係なく遅刻してきよるねんから」

 

嶋「あーねみぃな」

 

屋「なーねみぃよな。てか今日何限入っとんの?」

 

嶋「1・2・4・5、全部出席。」

 

屋「全部出席する大学生なんていねえわ。大学生は授業を切って、それを周りに言ってなんぼや思てるから。ほんまはちょっと出ときたい授業もあんのに切っとるわあいつらは。」

 

嶋「てかよ、昨日サークルの飲み会あったんだけどさ、マジ楽しかったぁ。3年生が全部出してくれてさ、結構就活の話とかしてくれて?マジためなったわ」

 

屋「そんなサークルねえわ!サークルの飲み会がおもろかったことなんか一度もねえわ。てか、サークルなんか余計に酒飲んで、周りが吸ってるからってだけで吸い始めたタバコ吸って無駄な時間と金を浪費するだけの場やから。ほんでサークルの飲み会でアツい話なんかしてえ大学生は1年の6月で辞めていきます。お前そんな大学生周りにおらんかったやろ。もっかい頼むぞ」

 

屋「あーおはよう!」

 

嶋「うぃす」

 

屋「どしたん元気ないん?」

 

嶋「いや、昨日さ、ちょっと研究したいことが複雑でさ、朝までかかっちゃったんだよね」

 

屋「おらんおらんおらん!大学生は"オール"って言葉使うためだけに寝ずに起きてるだけ。とっとと寝ろよ!無駄酒飲んで、オールして、だから生活ボロボロなんねん、なあ!」

 

嶋「後さ、俺さ、バイトのシフトを結構入れて稼ぎたいのに?それだと研究の時間削られんじゃん?だから週2しか入れれてなくて、あっ、入れられてなくて?金無いんだよなあ」

 

屋「そんな大学生いねえって!大学生はバイト主体でスケジュールを組んでます!稼いだ金を身に覚えのないまま費やしていくだけの4年間やねんから、あんなもんは。……後、ら抜き言葉気にしとる大学生なんかおらんから!!もっと"いかにも"のやつやってくれ。いくで?

 

あーおはよう」

 

嶋「うぃっす〜」

 

屋「おおうぃす」

 

嶋「いや〜昨日さ、サークルの連れとシーシャ屋行ったらさ、横に可愛い二人組がいて?」

 

屋「きもっ」

 

嶋「で、声かけたらさ、同じ大学でさ。マジ意気投合。」

 

屋「きもっ」

 

嶋「ほんでそっからは?2-2に分かれてマッチアップ?マジ最高だったわ」

 

屋「フルスロットルでキモいな!そういうやつがよーわからんAO入試で入ってきて、親に金払ってもらっとるくせに年がら年中"留年しそう"とか言うて、2年の半ばくらいで"起業しよ"とか言い出すんやぞ。大人なめんなよマジで。」

 

嶋「あ〜本屋のバイトだりい〜」

 

屋「するかあ!いかにも大学生で本屋のバイトしてるやつ一人もおらんから。未だに喫煙OKの何食わされてるか分かんねえ居酒屋かコンビニの夜勤くらいしかしてねえわ」

 

嶋「ま、レジから金抜いてもバレねえとこだからいんだけどさ。」

 

屋「普通に法犯しとった!!!やばすぎるやろ。いや、普通に犯罪やからそれは。あかんて」

 

嶋「お前渋くね?てかあれ?なぁに持ってんの〜?なぁに持ってんの〜?飲み足りないから持ってんのぉ!ハイ!ドドスコ…👏」

 

屋「おいおいおい正気かお前。あんま話することないやつとの間(ま)をコールで持たそうとすなよ。てかなんやねんこれ!全然おもてたのと違うぞ」

 

嶋「大学生戻りたくなったか?」

 

屋「一生戻りたくねえわ。もうええわ」

 

嶋・屋『ありがとうこざいました。』

 

ニューヨーク大好きです🗽内容についてはこのブログの中だけで消化してください😅

 

 

 

ブラマヨっぽい漫才『合コン』

2005年M-1チャンピオン、ブラックマヨネーズ風漫才を考えてみました。

 

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左がツッコミの小杉、右がボケの吉田

 

ボ「僕らね、昔はよう合コンなんか行ったんですけどね」

 

ツ「まあ昔の話な」

 

ボ「芸人やったらチヤホヤされることも多いらしいけど俺らそんなん一個もなかったやんか」

 

ツ「まあそらこんな"薄"と"ブツ"やからしゃあないとこはあるけどやな」

 

ボ「俺らどうやったらもっとモテたんかな思ってな」

 

ツ「そら話おもろいに越したことないんちゃう。一応僕らも芸人ですからね」

 

ボ「おお!話おもろいやつな!」

 

ツ「ええんちゃう」

 

ボ「でもなぁ。芸人感出し過ぎてると思われたら恥ずかしいやろ。話ぶわーしてウケたとしてやで、その話テレビで先にやってたら、向こうは用意してたんかあ思って冷めてまうやろ」

 

ツ「まあな、これ見よがしに笑かしにきてたらおもろいもんもおもろなくなるわな」

 

ボ「そういう逆境で笑いとんのがお笑い芸人やろ!」

 

ツ「なんでキレてんねん!ほな、気配りできるやつ、これモテるんちゃう?」

 

ボ「おお!気配りできるやつな!」

 

ツ「サラダ取り分けたりそういうのを自然にできるやつ、これモテるんちゃう」

 

ボ「でもなぁ。俺、清潔感ないやろ。」

 

ツ「まあそやな」

 

ボ「まあそやなってなんやねん!まあ、清潔感無いやつにサラダ配られんの嫌やろな思うねんな」

 

ツ「ほな皿回してあげたり、グラス回してあげるだけでも気配りできるな、思われんちゃう」

 

ボ「でもなぁ。皿にちょっと指入ってるのだけでも気にされそうやし、グラスの中に鼻息入った!とかで飲みたく無い思われたら嫌やろ」

 

ツ「ほな指入らんように皿の下持ったり、グラスも遠ざけて持ったらええやんけ」

 

ボ「皿配るとき下持ってるやつなんかおらんから、俺が皿の下持ってる時点で、『他の人に指入ってんのを気にされることを気にして皿の下持ってるな』って思われるやろ!」

 

ツ「考えすぎや!飲み会で人が皿配るときその指まで気にしたことあんのかお前、自然に配れや」

 

ボ「配ってる方と配られてる側では結構温度差あんねんぞ」

 

ツ「ほなコース料理にして店員さんが全部やってくれるようにせえや!」

 

ボ「お前合コンでそんなしっかりしたコース料理行ってるやつ聞いたことあんのか!」

 

ツ「ホテルの上の方のレストラン行って3対3の合コン、お願いします、言うてこいや!しゃあないやんけ」

 

ボ「ほな仮にホテルのコース料理の合コン行ったとせえや。そういうとこって大体ライト暗くて厳粛な雰囲気やろ。ほんなら大きい声で話もできひんし、気配りできるやつの役目は店員に奪われるしどないしたらええねん!」

 

ツ「ほな一張羅(いっちょうら)着て行けや!」

 

ボ「そんなんでどうにかなってたらお前に聞いてへんわ!もうええわ、お前に相談したんが間違いや。来世でも今の妻と息子大事にするわ!」

 

ツ「絶対そうせえ!もうええわ。ありがとうございました」

 

『考えすぎや!』とよく言われるのでするする思いつきました。ミッフィーちゃん。

キュウっぽい漫才『大好きな映画』

M-1準決勝のネタを見てから、キュウ独特の世界観に引き込まれる漫才に夢中です。

 

そんなキュウっぽい漫才を考えてみました。

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左がボケのぴろ、右がツッコミの清水

 

ボ「僕、昔から大好きな映画がありまして」

 

ツ「大好きな映画?なんだろうなぁ」

 

ボ「それが、"天空のキャッソーラピュタ"なんですよね。やっぱり、"天空のキャッソーラピュタ"、面白いんですよね。ジブリの中にも、面白い映画はたくさんあるんですけど、やっぱり"天空のキャッソーラピュタ"が一番面白いんですよね」

 

ツ「んー…城のとこだけ流暢な英語だなぁ…」

 

ボ「"天空のキャッソーラピュタ"、巨匠・宮崎駿監督がスタジオジブリとして初めて手掛けた映画なんですよね。少女シータの持つ石が狙われてパズーが助けるというストーリーなんですよね。」

 

ツ「キャッソー、日本語で言って欲しいな。」

 

ボ「"ハウルの動くキャッソー"もいいんだけど、"天空のキャッソーラピュタ"には敵わないなあ」

 

ツ「キャッソー、日本語で言って欲しいな」

 

ボ「"天空のキャッソーラピュタ"、何がいいかって、映像ももちろん良いんですけど、ミューズィックが良いんですよね。」

 

ツ「キャッソーとミューズィック、日本語で言って欲しいな。」

 

ボ「"天空のキャッソーラピュタ"のミューズィックで有名なのが"君をのせて"ですよね。」

 

ツ「キャッソーとミューズィック、日本語で言って欲しいな。」

 

ボ「このミューズィックがまた、ファンタスティックなんだよな。あの地平線〜♪ってやつですよね。」 

 

ツ「ファンタスティックはもうなんか許せるなあ。」

 

ボ「それにしても、ハヤオ・ミヤザキは本当にすごいですよね」

 

ツ「おやおや?」

 

ボ「ハヤオ・ミヤザキの作品で次に好きなのが"となりのトトロ"、なんですよね。」

 

ツ「おやおや?」

 

ボ「あの作品もやっぱり音楽が耳に残るんですよね。Hey Let's Go〜♪ Hey Let's Go〜♪I'm happy as can be〜♪(歩こ〜歩こ〜♪私は元気〜♪のリズム)ですよね。」

 

ツ「ミューズィックって言わなくなった代わりに、音楽がミューズィックになってるな!」

 

ボ「ハヤオ・ミヤザキ作品、皆さんも見てくださいね」

 

ツ「お前最初は宮崎駿って言ってただろ!もういいよ」

 

ボ・ツ「ありがとうございました」

 

キュウはあの声とあの間があってこそなので、是非見てみてください❕

 

https://youtu.be/Ob7QxJX9W9I