11月23日
映画を見てから2時間寝た。日本の勝利を見届けて興奮の中昼3時まで眠った。「これも私の今日のプラン」。
読んでる本が楽しい。売れっ子アーティストの日記だけど、あまりの忙しさに引く。
楽しい。楽しいというのは掴めきれないし保存もできない、それを分かっているからもう少しは楽しめそうだ。冷たいビールを飲んだら美味しくてなんだか悲しかった。
ああ、後あれだ。違いを笑えるって素敵だと思った。
11月24日
朝5時、眠気まなこで韓国対ウルグアイを。韓国サイトで見た実況がボールを奪ったりいいパスが通ったりする度に「チョア、チョアヘ」と言うのが耳についた。それから「スアレスイムニダ」って「(ここにいるのが)スアレスです」みたいなことか。サッカーの戦術的なことはわからないけど、日本対ドイツよりもバタバタしていて好機を丁寧に伺うというよりは出たとこ勝負感があった。いい試合だった。虎視眈々は「ほしたんたん」だと知った。なんか硬さが抜けてかわいい。赤ちゃんでも使えそうだ。
昼1時ごろ起きてウーバーでどんぶりを。何もしていないのに贅沢。正直カツ丼は期待外れで、角煮丼は美味しかった。それからまた寝てもう午後4時。身支度をして街へ。
白湯を最近飲んでなかったのもあってか胃の中が荒れてる感じする。今日は飲もう、で今沸騰を待ちがならこれを書いている。静かなキッチンの奥では冷蔵庫の蠢くような音、やかんからはM-1漫才の3分過ぎのような畳み掛けの足音が近づいてきた。
\ピューー/
今日一番の爆発だ。
11月24日
起床は5時過ぎ。なんだか良くない傾向。投げた言葉がどこにも当たらず落ちて自分の小ささだけが残る。踏まれて割れた形の悪い木の実たちのよう。せめてリスが食えますように。
久々に長電話。普段はキザ過ぎて喉に突っかえるような言葉たちがサラッと溢れる。受け止めてくれる。経験に照らし合わせて補足をくれる。僕たちはたとえ真反対の意見を持っていたとしても違う言葉を丁寧に紡いで紡いで、真逆すぎて逆に同じ(存在する?)ところまで持っていけるような気がする。
友達と呼びたい人たちは僕がなれない人たちだ。ハッと何かを気づかせてくれて、何か変えようと思えるような人たち。あるいは底抜けにただ安心させてくれる人たち。友達には本当に感謝しています。ありがとう。気を遣わせまくってます。頼りまくっています。たまには頼ってね、役にたてなさそうだけど。
何度か聞き直している星野源のANNのオードリー若林ゲスト回。人と同じ部分を期待して傷つく→違う部分を知れるのが嬉しい。ここは何度か戻ってくる場所だ。初めて聞いたのは大塚帝京のサイゼリヤだったな。夜通ったら潰れてるかと思うほどの看板の色素の薄さ、なつかしいな。「生きてるポイントで気になることとか立ち止まる場所とか瞬間とか、がわかるってこと」そういう人と出会えるのって奇跡だよな。そういうのは期待して人と関わるもんじゃないよな
夕方、またちっぽけさがこぼれた。せっかく作ってもらたラテアートがたぷたぷすぎてこぼれて崩れちゃうような感じ。
以前ナイトクラブで知り合ったメキシコ人のベト×2(ベトくんが2人)と彼のバングラデシュ人の友達とガスタウンにあるバンドの生演奏が聴けるバーへ。飲むぞ、と意気込んでいた2時間前。あまりの眠さに戦慄。とにかく楽しい夜だった。新しい出会いと、爆音でかかり続ける音楽と。"See You Soon, I'll text you!"と言ってくれて救われた。次はコンディション万全で行く。See you soon, bro...