はじめに
芸歴5年以下、プロアマ不問、漫才・コント・ピン不問の賞レース!6/30までYouTubeで観られます!
MCが「シンリョウ」や「神保町花月」を扱ったニューヨークなので、若手との絡みがうまかった。テレビの放映も無いため時間にもゆとりがあり、お笑い好きが集まる劇場開催なので会場もウケが大きく、とっても観やすかった。
MCの立ち位置がコロコロ変わることに文句言う屋敷おもろかった(笑)
審査員はノンスタ・石田、かもめんたる・う大、チョコプラ・長田、佐久間一行、笑い飯・哲夫、ナイツ・塙とガチなメンツ。審査員とニューヨークとの絡みも屋敷の良さが出てて面白かった。
Aブロック
・三遊間
昨年のM-1では4年目ながら準々決勝まで進んだ新星。ニッ社の辻も堂前との対談企画で「こいつは売れる」と言っていたさくらい(右)。「戦国時代のJYP」というフュージョンてワードだけでおもしろいな
・あくびぼうや
唯一のフリーでの出場。ツカミの時点で変ホ長調的なフリーのローテンポイズムに惹きつけられた。ひがみ系の漫才にしては左のキラキラ間は薄いな、と思いつつツッコミでたっぷり時間を使って全部ウケてた、すごいな!なんで?
・ハマノとハンミ
平場で名前ダサいいじりをされてたのが面白かった笑 高校野球の応援団長と吹奏楽部員という設定で、トランペットがチンチンに熱くなるのは分かるから面白かった。
Bブロック
・イチゴ
「お前俺の遊び場になれよ」で始まる意味わからん漫才。ワードで笑かすより、テンポと「何してんの?」で笑わせる漫才。
・キャプテンバイソン
紹介Vの時にうっすら感じた「ん…?井口?」のもやもやを気持ちよく解消してくれるネタ。「NHKの集金」という面白そうな切り口に、面白いキャラ・予想外の展開の全部が乗っかってたネタ。「NHK、おもしろすぎる…」で始まる、個人的に1stラウンドで一番面白かった。
・どんちっち
昨年のM-1・3回線でも披露していたビアガーデンネタ。個人的にはニッ社・辻がマユリカ・阪本を甲子園に連れて行ったときについた嘘「西宮にあるビアガーデン行こう」と被っているのが引っかかっている。発想勝負すぎて、観ている人がそういうことねと気付いてからもう一回裏切るところまで持っていけないのが勿体無いなぁ
Cブロック
・エナマキシマ
ハーフを一切使わないネタだから、本人曰くハーフ要素を消そうとしたが間に合わなかった(笑)まさかのアントニーと本名の名前被りをいじるニューヨークとの絡み。作詞家と作曲家がバラバラの場合、意見は合うのか?という切り口のネタはソーソー。
・ライムギ
デコの広さと金髪具合で最初中山功太出てきたんかな?と思った。右はちっちゃいテンダラー浜本かな?ってなった。
ネタ終わりにはデコ広ッと、ほんで右の子デコ狭ッ!!とイジるニューヨーク感満載の絡み。ネタは「不審者と小学生」というよくある設定。ボケとツッコミがはっきりしていて、ツッコミのワードも声質もおもろい!塙が言う「コントに入りすぎていて人が見えてこない」というのは納得。
・金魚番長
気になりつつネタは初めて観たけど、ツカミから最高でした。くだらなさと、なるほどな〜〜と死角から来るフレーズのあて方が全部ドンピシャでした。強引にストレートで押しつつ奥行きも使える山本由伸の投球術ぐらい完璧に面白かった。
ファイナルステージ
2本目はファンタジーも入るからツッコミの怒りに共感しにくかったなぁ
「井口が、拡声器、、?」というモヤモヤは今回は解消されなかった(笑)立てこもり犯が警察官の実家にいるという新しい設定。1・2本目ともに、大人の切なさをお笑いにするのが上手やなぁ…
1本目同様、史上最速ツカミでグッと引き込まれる。1本目の「賭け麻雀」と言い2本目の「パパ活」と言い、「細かい犯罪気になるなぁ」をちゃんとお笑いにしていた。
古市「お前のママは俺のママ!」
ここすげえな。
平場でも笑いをとり続けた金魚番長はずっと面白かった!機転を効かせた嶋佐の
優勝は『『あくびぼうや!!!!!』』
も見どころの一つ。