もっとわすれる!

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センスって何?

"センスが高い人"ってどんな人?

 

いきなり雑誌・POPEYEのコピーみたいなことを書いてみたが、私にはこの人!という人がたくさんいる。f:id:takaabgata:20201211214356j:imagef:id:takaabgata:20201211221035j:image

 

いいデートできてへんやろ?🥺

インターネットでろくなことしてへんやろ?🥺にしか読まれへんてこれ

 

話を戻して僕にとってセンスの高い人だが、例えばクリエイターの水野学氏や、アーティストのとんだ林蘭氏、あいみょんSuchmos等々列挙すればキリがない。

 

こんなことを考え始めたのはハライチ ・岩井のこんなツイートがきっかけだ。

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"センスいい"って何?(笑)

 

今の世の中、センスの良いものにすぐ触れられる。(インスタ開いて#ootd❓🙃)しかしその"センスが良い"という判定は本当にあなたが下したものなのか?

 

多くの人が良いと言っているものは良く見える(実際に良かったりするし)これは至極当然のことである。しかし、多様化が叫ばれ、センスの良いものも多様化した。こんなにセンスの良い(と言われる)ものが蔓延する時代だからこそ己の目で"本当にセンスが良いもの"を見極める力が必要だ。

 

センスについて考える上で肝に据えたい言葉がある。くまもんなどを手がけたクリエイティブディレクター・水野学さんの以下の言葉だ。

 

『センスは経験の蓄積』

 

ハッとした。今までセンスがいい人のことを、なんとなく先天的な能力のように感じてはいなかったろうか?さらに彼はこう続ける

 

「センスとは数値化できない事象のよし悪しを判断し、最適化する能力である。 そして、その能力は、知識を蓄えることで磨かれる」

 

センスの高いと言われる人はそれだけ良いものを見る・聞くなどの努力をしている。だからこそ我々が考え得なかったセンスの良いアイデアが浮かぶのである。

『感覚を研ぎ澄ます』という言葉があるように、センスは自分次第で研磨してピカピカにすることができるのだ。

 

ここで『アイデアの作り方』を著したジェームス・W・ヤングの言葉がすーっと入ってくる。

 

イデアは既存のアイデアの新しい組み合わせに他ならない

 

既存のアイデアをたくさん頭の中に収納してるからこそ新しい組み合わせができるのだ。つまりたくさん本を読み、たくさん良いものを見て聞く、これが人を豊かに、そして"センス良く"するのである。

 

【これ余談なんですけど】"SNSの盛り上がりなどによって、より幅広い層の人たちに「言葉で人の気持ちを動かす」というニーズが強まっている"という文章を本で読んだ。まさにこの日記なんかもそうだ。好きなことについて言葉にしたくなる僕が記録用に始めたこんなものでも、わずかながら人に影響を与えることができる。『読んだよ』『面白かった』こんな言葉を僕は厚切牛タン一口目のような幸せの噛み締め方をしている。

 

言葉にするのが好き、これは言葉にすることが新しい世界や概念を生み出すからだ。今まで名前のなかったものに名前をつけて初めてそれは存在する。それは物質にとどまらず、心の中の、気体のようなふわふわしたものを言葉にする。するとそれはたちまち姿・形・色を持つ。これからもひとつよしなに。