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高3の夏、ヒロトとマーシーに出会った

高校3年の夏、2018年8月22日。金農旋風が世を席巻した第100回記念大会の甲子園が史上最強と呼ばれた大阪桐蔭春夏連覇で幕を下ろした翌日、僕は美容院にいた。(吉田輝星と同じ髪型にするために…)そこで流れていたラジオから聴こえた曲が僕の心を強く打った。今まで見えていた全ての景色ががらっと変わるほどに。からからと渇いていて、熱くて、その頃抱えていた僕の鬱憤した気持ちに火を焚べた。すぐにでも燃え上がりそうだった。いくつかの歌詞を頑張って記憶に留めていた、頭皮の表面を満遍なくバリカンが滑っていく間中。家に帰って歌詞を調べ、ザ・クロマニヨンズ というバンドの"生きる"という曲に行き着いた。それからすぐに彼らの前身がブルーハーツだったことを知った。父の膨大なCDコレクションの中に彼らのCDはあった。その時もう既に、僕はヒロトマーシーの虜だった。TSUTAYAクロマニヨンズ のCDを借り、浴びるほど聴いた。季節は夏から秋へ変わったが、ロックンロールはいつだってあたたかく、やさしかった。ブルーハーツの月の爆撃機を聴けば、パンク・ロックを聴けば、クロマニヨンズ のタリホーを聴けば、雷雨決行を聴けば、なんだってよかった。あの胸の高鳴り、興奮、革ジャンがぎゅっと身体を包む感覚、今自分は自分の足で地面を蹴っているんだ、という実感一つ一つを忘れない。

f:id:takaabgata:20220922173813j:image最後の曲はナンバーワン野郎!


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カネコアヤノとクロマニヨンズ の対バンライブが無事に行われますように!