もっとわすれる!

面白かったテレビ・YouTubeについて書きます note▷ https://note.com/131_taka

日記

日記⑩+⑩+③

7月27日 すごい夜だぞ、これを読み返しているしばらく後の自分、この夜の気持ちを思い出せる?27th Julyに配信された音楽の実に豊富ですてきなことよ。瞬く間に'22Summerを彩った煌びやかなサマーソングたちよ。君たちに最大級のさんじを。うまれてきてくれ…

日記⑩+⑦

7月4日 7月に入ったというのに外は上着が欠かせない、15℃前後。起きて少し単語を見ながら味噌汁を飲み、スーパーへ買い物に行った。天気予報は曇り、空からは雨。あてにならないなあ。フードを被り、寒い手をぽっけにしまう。コーンフレークをマグの牛乳に浸…

"Today is gonna be the day that..."

雪の降った夜、ジム・ジャームッシュの「ナイト・オン・ザ・プラネット」を借りにレンタルビデオ屋に行くと、既に誰かに借りられていた。"チクショー"と言い捨てて代わりに「勝手にしやがれ」を借りた。お酒とポップコーンを買ってうちに帰り観た。何時に寝…

クレンジング

近況。今年最初の一ヶ月が今日で終わるにあたって、2022年、これはなかなかいい年になるのではないかしらんという滑り出し。1月の中頃までは自意識は例年通り濁濁しい茶色をしていたが、ある一冊の小説がこの人生まるっと20年間を受け止めてくれた。想像力。…

Sat,Jan 22nd②

(①の続き) 新緑色の都営新宿線に乗る。聞いたこともない駅とよく知っている駅がつながっている。 幡ヶ谷は初めて訪れた時、既に何度も訪れたことのあるような気持ちになった。目的としていなかったのに気付けば幡ヶ谷に来ている、みたいな不思議なことがそれ…

Sat,Jan 22nd①

目を開けてみたがベッドから立ち上がらないことには鳴り止まぬアラームに、ぼやけた脳でも怒りのランプがはっきり灯る。起きたときの意欲に耳を傾けよ、と自律神経について特集が組まれた雑誌で読んだので、ここのところは自然に起きぬけの意欲に耳を傾けて…

M-1グランプリ2021を観て

M-1グランプリ2021が終わった。予選の動画が10月以降YouTubeやGYAO!にあがり、夏の終わり頃から生活の隙間にM-1が入り込む。たくさんの漫才を毎日毎日見て、笑って、新しい漫才や漫才師を発見できる喜びに溢れる2ヶ月半でした!また来年も楽しみです。(今年…

日記⑩+③ ('マジさ'と'ひょうきんさ')

9月10日 最近親しい人と話していて気付いたのですが、僕は現状の自分に満足しづらい性分らしいであるらしいです。(部分的に)常に変わっていける、まだ改善できると考えてしまう。俗に言われるネガティブや自己否定とはまた違うと思うんですね。今の自分はあ…

日記⑩

8月23日 昨夏受けた手術の経過を見てもらうためかかりつけの皮膚科へ。それから調剤薬局へ。「結構久しぶりですかね」の「久しぶり」のイントネーションに温もりがある。黄色の声色。テレビではお昼の番組が流れていて、老眼鏡をかけた60代と思しきおばさ…

日記⑨

8月21日 所狭しと並ぶ向こう側のビルやマンションを車窓に臨む。東も西も、日本の中だと大抵同じような色合いになる。白や茶色やベージュといった控えめなコンクリートの色に、山に映える緑とグレーの空。太陽を隠す雲は薄黄色に染まっている。そういう景色…

日記❷

7月15日 自信だけじゃどうにもならないことをこれ見よがしに見せつけてくるくせに、自信を持てというのはあれに似てる。 『はい、御社が第一希望です。』と似てる。 自信はありません!/御社は第二希望です!という人より、自信があります!/御社が第一希望…

日記⑧

8月19日 短すぎるネクタイや新しすぎるビルはかわいい。すぐほどける靴紐や流行歌を垂れ流す地下街もまた。ガラガラを引きずる、タイルを跨ぐたびに音が鳴る。誰かが咳払いをした。少し怒っているっぽいそれ。かわいい。みんな元赤子。だからかわいい。 8月2…

日記⑦

8月17日 実家に帰った。JR大阪駅から環状線外回りに乗ると見えてくる企業のキャラクターが24℃を示していた。「さっむ!」『さっむいな!そんな薄着で大丈夫?』「これ案外生地ごついねん、ほら」『ほんまやええな、乾きにくそやけど』「そやねん、脇の下な、…

日記❶

6月2日 自分の今、この瞬間に好きな物々をぐるっとまとめて名前をつけたくなるとき。長場雄や今泉力哉作品ポスターのタイトルのフォント等のゆったりしたものを色々繋げて関連性に名前をつけたいんだけれど、これなかなか難しい。 自分の好きなものがみんな…

見たもの・聴いたもの①

8月14日(土) ・アナザースカイ(佐久間宣行) 船長の昔住んでた寮に、現在リスナーの学生が住んでる激アツ展開と昔の佐久間さん藤井風すぎる ・AUN 真空ジェシカ、テレビへの不慣れも出つつ、大喜利が圧倒的に強かった。それに比べてテレビ慣れも大喜利も…

日記⑥

6月28日 更新が長らく滞っていた。なんの取り止めもない日々を、かといって寝る直前にその日一日を後悔するわけでもない、そういう日々を送っていた。起きながらにして後悔するYouTubeの動画を貪るような夜更かしもせず、午後に目を覚ます日もほとんどない。…

図書館奇譚

小川洋子の文章を読むたびに感じる「わからない」という感覚。そのぼんやりとした感覚を少しでも明瞭にするため図書館へ赴き、小川洋子『妊娠カレンダー』について書かれた論文を探した。蔵書検索によると書庫にあるというので、カウンターで資料閲覧のため…

日記⑤

5月24日 中学2年の頃からライブハウスでライブを観るようになった。あの頃は邦ロックという言葉が生まれ、盛り始めたような時期で勢いがあった。次々に新進気鋭のバンドが現れてはライブハウスのキャパを増していき、14歳だった僕は大きなカルチャーの渦の真…

日記④

5月21日 下北沢に行った。しばらく行かないうちにどこか虚しさを感じる街になっていた。消費される音楽、ファッション。古着屋店員の知識や熱量が"アパレル店員"をファッションにするにしても些か脆く、もどかしくて淋しい気持ちになった。今、こういうの着…

日記③

5月17日 どうしようもなく気だるかった。15:30から昼寝を開始して、目が覚めると17:30になっていた。自分がどうしようもない、ダメ人間に思えてくる。生活を中断していた2時間を取り戻すかのようにそそくさと準備をして散歩に出た。足取りは地元の古本屋へ。…

日記②

5月6日 昨夕、橋本の映画館で一本映画を観た。『ミナリ』という、韓国からアメリカに移住した一家の物語。内容は概ね良かった。(韓国人に特有のように思える、哀しみ、憎しみ、怒りの矢印の強さと速度はいつも少しだけ後ずさりしたくなってしまう)韓国人の…

日記①

2021年5月1日 勝手に繋がるコンビニの雑魚Wi-Fiや、頑なに開こうとしないレジ袋。円滑な日々の邪魔をするものはこの世に溢れていて、反して味方をしてくれているもの(例えば定刻通りに発車する電車や、近付くと開く自動ドア)にいちいち思いを馳せるほどの…

seven

1 その日はモッズコートの一度外したライナーを付け直すほどに凛と寒い、季節が逆戻りしたような日だった。これは当然だけど不思議な話で、冬には夏の暑さを忘れ、夏には冬の寒さを忘れる。 2 その日は東京は港区乃木坂、新国立美術館にて有名なクリエイテ…

👓と🧹と『はな恋』

高校を卒業した直後に祖母から買ってもらった眼鏡を久しぶりに手に取ったのはただ目が悪くなったからではないように思う。 あんなにも調整してもらったのに、家に帰っていざ着けてみると度がきつくて少し気分が悪くなった。買ってもらったことを少し後悔し、…